日本地豆腐倶楽部とは
日本地豆腐倶楽部は、一丁庵(東京)、豆光(神奈川)、おとうふ工房いしかわ(愛知)、久在屋(京都)、豆の力屋(大分)、山下ミツ商店(石川)の6社のとうふメーカーが集まり、本当においしくて健全なとうふづくりをしながら、メンバーそれぞれが、それぞれの地域で「地豆腐」ブランドを確立し、良質大豆の産地形成にまで積極的にかかわろうということを目標に発足しました。以来、メンバーがとうふづくりの合間を縫って集まり、勉強会や産地視察、シンポジウムなどを企画、実践しています。
生業の理念
「身土不二の具現」を生業としています。
身土不二とは、住み慣れた土地でつくられた物(農作物、加工品)は、その土地に育ちその地に住む人たちにとって、その上なく身体にあったもの(食べ物)である。つまり、体とその土地は一体であるの意から、その土地で作られたものを美味しく頂くと言う事です。
私たちの活動
私たちは、生産する側も加工する側も、お互いにお互いを理解しないままの一方通行では、これ以上の大豆の生産や自給率の上昇は望めないと考えていました。そして3年前、この思いを受け止めてくださった湯布院農協さま、大分県宇佐農協さまとの出合いがありました。この小さな出合いが、現在、着々と成果をあげています。
それが、堅とうふ、油あげの原料大豆として皆様に召し上がっていただいている大豆「むらゆたか」の産地、大分県宇佐市にある金屋・佐々礼大豆生産組合さんです。これからも意見交換しながら、求め求められる大豆の育成に努めていきたいと思います。